■完成画像

随分長い事かかりましたが、なんとか完成というところまでたどり着きました、バラバラだったパーツを再び寄せ集めてズゴックの形にしましたが、全てを接着剤で止めてしまう事はアニメ動画にする際に改造の自由度が制限されてしまうため部分的に両面テープなどで仮止め状態にしてあります。現状は試作品と言うことなので完全な塗装はされていない設定なので金属肌むき出しですが、動画撮影の際には若干の色付けをしようかと考えています。

全体図01

関節に関しては、やはりアニメ動画にするために全て取り除き自由に動くようになっていてポージングは出来ませんが、この写真などもそうですが支持棒や外側に取り付けた針金などで留め撮影後の後処理でそれらを消しています。

全体図02

動画は支持棒などを付けてブルーバック撮影し最終的に背景や邪魔なものはマスキング処理で抜いて画像を組み立てる予定です。

右側超音波ブレード01

このブレードも戦闘時には発光して切断能力が高まる設定なのでやはり動画のポスプロ処理で電磁波的な輝きを付ける予定です、また同じことがモノアイについても発光は映像処理で付け加えるので、キットのモノアイ部分は艶消し黒で塗りつぶしています、実は最初に組んだ時にはその目の部分はクリアーパーツでスクラッチして中にLEDライトでも組み込めるようにしていたのですが、撮影ライトを当てるとクリアーの部分が光ってしまい邪魔になるのとモノアイが自由に動かなければ意味がないのでその動きもやはり映像処理でつける為、塗りつぶしてしまったのです。

右ブレード02

左シールドとハンドキャノン砲

HGジェスタのシールドをベースに改造付け足したズゴックシールド、かぎ爪などをトッピングして凶暴性のデコ盛りシールドです、また爪の中心にあるビーム砲は撤去して口径の大きいキャノン砲に作り変えています。

左手アップ

戦闘時に4本の爪で相手の頭部を捕まえそのまま中心のキャノン砲で打ち抜くシーンを考えていてさらに4本の爪はキャノン砲を中心に自由回転するようになっています。

頭部ロケットランチャー

ミサイルに細い線などをデカールで入れたり、基部の中を塗り分けたり手を入れたのですが、結局みんな見えなくなってしまいました。肩に付けたスラスター前面にある赤外線ライト(?)も中に銀コーティングの薄いテープを貼って反射するようにしたのですが、上にクリアーレッドを塗ったら何となく考えていた設定とは違ってしまったようです。

バックパック推進器と肩スラスター

このバックパック熱核ジェットエンジンの設定でまだ完成品にはほど遠い状態で装備され完全な制御ができず、急遽肩に補助スラスターを付けてなんとか制御出来るようにしたという寄せ集め状態、同時にエンジン自体の対応時間が短くすぐに使いものにならなくなってしまうというやたら面倒な設定にしてあるので、ちょっと見、灯油ストーブをしょっている感じです。どこかレトロに仕上げました。

エンジン&スラスター

今回のズゴックは全体に古臭いイメージを持たせて、甲冑や蒸気機関車が持つ無骨な方向になるよう製作しています、基本このズゴックが出演する動画でもビーム砲を撃ちあったりビームサーベルで戦うというよりは、MS同士がぶつかり合い殴りあうというのがメインコンセプトなので、仕上がりがこんなイメージなってしまったということなのです。

キットもどうにか完成したので、この次はこのズゴックのプロモーションビデオの製作をしようかと思っています。