■改造ズゴックプロモーションムービー準備

ズゴックのキットが完成したので、いよいよムービーの製作に入ろうと思います、ですが本編のムービーはまだ脇役たちの製作が完全には終わっていないので、今回製作するのは、ズゴックのみのプロモーション用、ショートムービーになります。

ムービー構成表

まずはザックリムービーの流れをコンテ風の構成表にします、それに基づいて必要な小道具類を決定して行きます、ムービーの中ではメインはズゴックになりますし全編ズゴックしか出てこないのですが、本当に少しだけ他のアイテムが登場します、それらについては速攻で製作してしまいます。

一番大物のゼータプラスのキット

出てくる小道具の中で一番大きいのがこのゼータプラスのキットです、これはズゴックが演習場で武器のテストで破壊する標的デコイになってもらいます、別段動く訳ではなく標的なんで立っているだけなんですし、細部にまで作りこむ必要はありません、最小限形になっていればいいんで、サクサク組み立ててしまいます。

ザックリ目のパチ組み

このゼータプラス、飛行形態に変形するギミックがあるので、通常のガンプラより各パーツの組み込みがあらゆる方向に回転したり伸びたりと結構面倒になっています、現在のバンダイのクオリティと比べるとイマイチで、おかげですんなりとはまったりしない部分があったり逆に少しゆるかったり、キチンとつくるとなるとすり合わせが大変そうです、今回は形だけがあればいいんで適当に組んでしまいました。

組みあがりサフ塗装

細かいパーツも付けていません、元々このキットはパーツ取りにストックしたものなので、無い部品もあるのでこの結果になりました、当然、塗装に関しても特に凝る必要もないので、サフ吹きしてそれで完成ということにしました、後々なんかで機体が必要になった時に本塗装すればいいんで、今回のムービーではシルエットと破壊されてバラバラになる部品が撮影できればこのゼータプラスの役目は終わりです。

ほんとに小さい出演者

ほんの数秒ですが画面の脇に写る人達、といっても中央にいらっしゃる方はかなり知名度が在る方なので、手抜きは出来ませんが、なにしろ1/100スケール小さいのなんのフィギュアは今までせいぜい1/72ぐらいが最小だったのですが、この小さいスケールの製作にはモールドの彫りなおしや塗装にかなりてこずりました、左右の整備員なんですが実は連邦軍なので塗装でジオン軍らしく見せていますけど、あまりそれっぽくないです、この筆塗りなんですが、細い筆がやたら使いにくく塗料の乗りがイマイチでした、墨入れしてこれが自分の現在の完成度の限界です、でも映像になってしまえばかなりのズームアウトした画なんでほとんと見えないはずです。

小さい出演者が乗る整備台

ズゴックを眺めるシャアと整備担当が立つ整備台を製作します、単純にズゴックの足元に皆さんを並べて置くとズゴックの頭までの距離がありすぎ、うまくフレーム内におさまりません、なので高さを上げて頭に近づけフレーム内に収めるために必要なのですそれにこの整備台があることでズゴックとシャア、整備員だけの画像に情報量が増えてきます、で少しばかり細かい追加を行います、ベースはRB79ボールに付属していた整備台、これに整備フロアを上に付けさらにエレベータや下のベース部分にパイプやタンクなども追加します。

完成した整備作業台

作業パネルなども追加してそれらしく仕上げ、フロアとベースをグレイで塗装し鉄骨部分はガンメタルで塗り最終的につや消しコートをかけています、さっそく見学の方々を並べてみました。

後方も見てください

エレベータというか人員用小型昇降機も結構作りこんでいます、でもムービーの中ではほとんど見えませんし、同じように下にあるパイプやその付属品も凝っても結局見えないので途中から適当になりました。

ズゴック以外の小道具も完成しました、次回は撮影と編集でムービーを作る過程を報告します。