■熱核ジェットエンジンの追加工作

このバックパックはすでに完成ということで、終了していたのですがやはりモデラーズギャラリーの超絶作品の作者さんのサイトやブログを読むにつけ、できるならば少しだけ仕上がりのレベルアップを図りたいとそんな気持ちでこの熱核ジェットエンジンを見ている内にもう少しだけ何とかしてみようと考え始め、他の作品のパクリなのですが、この部分に放熱板を追加する事にしました。

何となく寂しいバックパック

噴射ノズルの下の耐熱板なんですが、当初はスジ彫りを追加して情報量を上げようと思っていたのですが、これといったアイデアも浮かばず、ただスジ彫り追加しましたでは、つまらない気がしていたのです。

放熱板の下書き

最初は例によってジャンクパーツから使えそうなものをチョイスすることにしたのですが、どれもイマイチ、基盤の部分は面白そうな物があったのですが、それに合わせる放熱板が無くこれはスクラッチする事に、他の方の作品から放熱板の焼け具合がカッコイイ部分をパクリ、それなりに加工して、後はジョイント部分に真鍮パイプと真鍮線でらしいものをつくり組み合わせています。

塗装後、バックパックに取り付け

グレイメタルで全体を塗ったあとに艶消しのブラックメタルを焼けた部分に吹き付けベースを作ってその上からタミヤのウェザリングマスターの赤焼けやメタル系でメイクアップして、焼けて錆びた感じを出しています,ちなみにこの放熱板が付くランドセルの部分は確かRB79ボール1/144の古いキットに付いていた飾り台にスジ彫りを入れて使用しています。

組み上げ完成

エンジン部分と合わせて完成です、このエンジン部分はこれから撮影するアニメ動画の中でAGE-1のタイタスに破壊されズゴックの背中から落ちるシーンがあるので、ネオジム磁石で付け簡単に取り外しが可能なのです、それに伴って放熱板も接着ではなく両面テープで止めてあるだけなので、エンジンが破壊されたあと放熱板も歪んでいるように斜めに付け替える予定です。

放熱板とエンジン噴射ノズルの関連

とにかく熱核ジェットエンジンのパワーが凄すぎる設定なので、へたをすると後部の足部分やボディを溶かしてしまいそうなのでなんとかその熱を逃がす役目で、機能一辺倒、無骨というか、とにかく見た目よりは機能だけの放熱板ですし、エンジン自体もカバーもされていないしむき出しのまま、エンジンの寿命も短いのでテスト後すぐに次のエンジンに付け替えられる仕様になっています、対MS戦に出撃するとすれば、1回の戦闘で使い切ってしまう非効率的なエンジンということですがでもその1回に発揮されるパワーは桁違いの出力で後のユニコーンガンダムの短い可動時間ながら絶大なパワーと似通った(でもないか?)まぁそんなところです。

だいたいこんなもので追加工作は終わりいよいよメタルパーツの組み込みに入れます、次回#32はその報告です。