このブログのStory#3の中で書かれている14歳の少女の記憶というかイメージです。これは特にプラキットというわけではありません。美少女系の可動プラキットなどを探せば、イメージキャラなので合いそうな物があるかもしれませんが、そもそもガンプラじゃないし、それに髪の毛が風になびくだの若干の表情を見せるだのプラキットではどうしてもそこまで表現し切れません。たぶん映像加工で時間をかければ可能ではあるのですけれど、そこまではどうなんですか?て、ことでサックリとCGにシフトしました。なんと言っても著作権がそうした美少女系キャラはうるさそうなんで、そこらあたり余り突っ込まれたくないので、あくまで個人の遊び、と言い訳っぽいんですけど。

3Dキャラクタデザイン&アニメーションツール POSER

このCG少女は、人体モデリングソフト「POSER」の中にあるバリエーションの一つ「ケイト2」を髪の毛の質を僅かに換えただけで基本そのまま使用しています。なので私が個人的に作成した訳ではなくありものを使っているので、面倒なことはあまりありません、しいていうならソフトのヴァージョンが新しくなりその操作と設定にまだ充分慣れていない事だけです。

上のバナーをクリックして下さい、カメラテスト程度で大して意味がある訳ではありませんが彼女とMSの映り具合の確認動画です。

タイタスSタイプ(タイタスとシュピューゲルの合成タイプ)という重装甲モビルスーツに守られたコンピュータコアが持つ人間としての概念を形成するベースになった14歳の少女。過度に戦闘的で、しかもある意味無謀な性格です。そんな雰囲気にこのケイトのCGはちょうど良いのではないかと思っています。というか最初にソフトの中に用意されているヴァリエーションでこのモデルを見た時に、いつか使って見たいと思っていました、その機会がやって来たという事でしょうか。
フルメタコンタクトのアニメーションムービーは1話完結のスタイルで行こうと思っていますが、1話ごとに、彼女の乗るMSは機能マヒ状態になるまで戦闘を行い最終的に動けなくなります。そしてコアは再び回収され次のMSに組み込まれ、また新たな戦闘に向かいます。モビルスーツは破壊されてもその心臓部のハートコアは、こうして戦い続ける事になります。

コンピュータの夢(?)

こうして使いまわされる事で、このハートコアにもどんどん変化が始まって行きます。この人工知能は、ある意味暴力的な性格ですが、戦闘が終り機能不全でMSから切り離された時点で、肉体を持った少女として爽やかな草原の中を歩く夢を見ます、とういうかコンピュータならばイメージするというのでしょうか?戦闘における暴力とそれに相反するような夢、これが彼女の中で繰り返され最終的にコンピュータにおけるバグを発生させ、というか繰り返される戦闘の中で得た経験が、本来の目的であった戦うというプログラムに疑問を持ち始め、抵抗し始めるいわば、暴走するきっかけとなります。それに関してはアニメーションムービーの本編で見ていただきたいと思います。

これで基本的な出演するキャラクターは、紹介し終わったので、これからは、アニメーションの具体的な進行を報告します。まずはタイタス&シュピューゲルのMGヴァージョン製作です。

ガンプラMGシリーズ タイタス&シュピューゲル製作#1に続く