■ガンプラ塗装 #1 メタリックテスト

このガンプラアニメーションのタイトル、フルメタルフルコンタクトというくらいなので、主役のタイタスタイプSさんにはフルメタリックのガンプラ塗装で行ってもらいたいわけで、かと言ってシルバーオンリーじゃ面白くも何ともありませんので、微妙に色分けしたメタリック塗装にしようと思っています。またタイプSの他にタイタスの軍団が出て来るのですが、そちらは、全てシルバーメタルにしてしまう予定です、イメージとしては、航空機の無塗装銀ジュラルミン肌といったところです。結局このアニメには、通常塗装のガンダムは1機も出てこない事になります。
全体塗装に入る前のテストの意味も含めたパーツ塗装に入ります、タイタスタイプSの塗装に関してはHGで決めてありますので、それに沿った塗り分けなんですが、MGに関しては細かくメタル部分を分ける事にしています、カメラのズームでアップの画像が多くなるのでそれなりに細部が目立つようにしたいので、単色というわけには行きません。ということでこのバックパックと胴体はその塗装テストケースになってしまいました。

バックパック塗装&ウェザリング

パーツの部分ごとにシルバーを塗り分けています。センターのノズル周辺と左右のノズルはつや消し黒で塗りその後シルバーでチッピングして使用感を出しさらにタミヤのウェザリングマスターで焼けた感じにメイクアップしています。

メタル塗装テスト

今回メタルの塗装に関しては、少し凝ってみようと、メタル塗料の色見本を作り、下地のカラーによる見え具合などにも気を使う事にしています。なので中央のブロック部分のメタル塗装は、単純なシルバーでは無く、下地にサフを吹いてそれからグレイシルバーで基本色を決めこれに黒鉄色を熊野のぼかし筆で薄く黒味を入れ、さらに細かい範囲にエナメルの流し込みこげ茶色で汚しをかけてみました。他のパーツに関しても基本はシルバーなのですが、少しづつ色味を変えています、特にノズル部分はウェザリングに時間をかけて、このバックパックだけで休日丸1日分が取られてしまいました。

完成したバックパックと取り付ける本体部分

最後の仕上げにメタルテープなどを貼ってマシンらしさを演出しました。それでも写真に撮ると何だか薄汚れた金物といった雰囲気しか感じられません。イメージとしては、蒸気機関車らしくガシッと仕上がればと思っていたのですが、小さいしこんなもんですかね。それにしても基本的なガンダム塗装の背中に付いている推進器類は普通に見えるんですが、この推進器は、どうもどこかが違う、なんか今回のタイタスとマッチしていないようなそんな気がするんですが、どうなんでしょう?あちこち切り詰めすぎたかもしれません。

胴体部分とバックパックの色合わせ

胴体の方も同じようにメタルらしさを演出したのですが、こちらは黒味を強くしていますので、こうして写真で見るとヨーロッパの鎧かぶとみたいです、でっ、微妙すぎて判りにくいのですが、襟部分の淵や細かい部分にバックパックもそうなのですが、ゴールドの細いラインが入っています、黒味が強いこのタイタスタイプSの塗装には最初からこのゴールドの細いラインを入れて引き締めようと考えていたのです。なのでそれを実行した訳なんですが、途中で変な事に気付きました、艶のある黒メタルにゴールドのラインが入るとまるで仏壇みたいなのです、少し離してよく見るとやはり仏壇です。いけませんそれだけは、ダメです!!なので再び再塗装、ゴールドのラインはさらに細く数も数本にしました。カッコイイと思ったんですけど、なんか違いました。もしやこのシュピューゲルの胴体が何となく仏壇っぽいのかも?あまり考えるのはやめにしましょう。

少し落ち込んで次回は他の部分の塗装です。#11に続きます。