■バックパック推進器

このプロトタイプズゴックの推進器は最初からキットにあるバックパックではなくモデラーズギャラリーで見た超絶ズゴックの熱核ジェットユニットにしようと決めていました。モデラーズギャラリーに投稿されていた超絶ズゴックはもう何というか雲の上の作品でとても素人に手の届くものではなく、世の中スゴイモデラーがいるものだと唖然としていたのですが、そのズゴックの背中に搭載されていた熱核ジェットユニットをぜひともパクリ今回の改造ズゴックにも搭載する事に決めたものの同じものは当然スキルの違いから製作できないし、とにかく似た感じになれば思っていたのです。

ジャンク漁りの見つけもの

そんな事をあたまに入れつつ腰回りの作業を続けていたのですが、おしりに付ける推進器もどきのでっち上げの時に使えるジャンクパーツは無いかと探していた時に偶然以前作ったRB79ボールの余ったパーツが目に入り。MgのKarバージョンからと1/125と1/144のセットの中から今回の熱核ジェットパーツに使えそうな物が出て来ました。さっそくズゴックの背中に合わせて見るとかなりいけそうな雰囲気です。

ほとんどRB79ボールのパーツ

さらにジャンク漁りして選び出し、ここまで来ると、今回の熱核ジェットユニットは頭の中に構成されて来て具体的な形になってきました。パーツがある程度そろっているので、デザイン画を描くまでもなく、サクサク組んでいってしまうことにします。

パーツの個別調整

ユニットの土台はRB79ボールの展示台がなかなか未来的なデザインなのでこれにスジ彫りなど入れて、最終仕上げの段階で耐熱パネルらしくアルミテープを貼る予定で、そのまま使用させて頂きます。噴射ノズル部分は、スクラッチした基部とボールの頭に付いていた砲の基部を合わせさらにこれにサポートグッズから六角ナットと真鍮線でエネルギー収束装置(?)らしきものを製作。

組み合わせた形に勝手に理由付け

噴射ノズルの基部は可動式で噴射角度が調整出来る事にして取り付けアームを円盤に貼り付けます。エネルギー発生装置は2つのボンベタイプでこれで発生させた高出力エネルギーを後部の噴射ノズルから爆発的に送り出しその力で前進させるイメージです。

どうにか仮組

大まかな形が出来たので、仮組してみます。この時点でパーツ同士が干渉してうまく収まらなかったりしていますので、細かい調整をして行きます。2つのボンベタイプの発生装置から後部のノズルまで行くパイプがどうしてもうまく収まりません、また付けようと思っていたパーツもゆとりが無くどんどん却下されて行きます。またボンベ部分が土台の曲面にうまく合いません、写真では見えませんが、ボンベ内部は、細かい作りになっていてそれをニッパーやカッターで削り取って曲面に合わせますがどうしても微妙な隙間が開いてしまいます。最終的に土台と接着した後で隙間をアルミテープで目隠しする事にしました。
これで、バックパック推進器の形が出来上がりました、さっそくこれに部分塗装をしてしまいますが、その模様は次回にします。

ズゴック改造#9バックパック推進器の塗装に続きます。