■ガンプラ動作テスト準備

タイタス本体が一応完成したので、これからしばらく実際のアニメ動画にする為の動作テストとカメラテストを開始します。

アニメ用の吊り下げ装置

今回のガンプラアニメは、スプリング付きのワイヤーで、空中に吊り下げ、それをピアノ線の先に左右の腕や足などを付けて動かす事にしています、なのでまずはガンプラ全体を吊り下げる装置を製作します。自然な動きに近づけるためスプリングの強度と吊り下げワイヤーの位置を決めます。当初は背中の一か所に付けたのですが、ワイヤーが1本だけだと捻じれなどが出やすくそうなると勝手に回転してしまうので、両肩に1本ずつ付けて安定させる事にしました。写真では2本のワイヤーがスプリングの前で1本に束ねられていますが、それだとやはり捻じれがでますのでプラ棒などでブランコ状の装置にしようと思っています。

背中に設置したワイヤー留めと大型クリップ

大型クリップ付きフレキシブル保持具で吊るし高さ調節が簡単にできるようにして、間に入るスプリングの強度を見ます。歩行シーンの場合など自然に体が僅かに上下する感じのスプリング強度と言うことで、わりと柔らかい感じにするつもりですが、強度の違うスプリングを幾つも買って試す余裕はないので、柔らかめのスプリングを付け足すことでベストな強度を探しています。

画像処理でワイヤーを消しています

この吊るしワイヤーは当然、画面上で見えてはいけないので、映像処理ソフトでマスクをかけて消してしまいます、ただし安定のためにワイヤーを増やすとその分マスク処理の分量がワイヤー分必要になるので、両肩のワイヤーと左右の腕を動かすワイヤーで4本処理すると1カット数秒としても確実に4倍の作業量になるので編集作業がますます大変になってきます。なるべくマスク作業が少なくなるように見せ方の工夫をしなければいけません。あ~面倒臭!

股関節の作り変え

あちこちガチャガチャ動かしているうちに、足がいきなり外れて落下しました。胴体と足を繋ぐ股関節部分を適当な長さで作り仮止め状態のまま先に作業を進めてしまった結果でした、またこの部分は塗装もされていませんでした、なので足を取り外し両足の間隔に使われているパイプ部分を切って詰めることにします。同時に塗装もしてしまいます。
とかなんとか作業を進めているところに注文しておいた、HGズゴックとスジ彫りカーバイト0.15がやって来ました。ウィークデイは仕事の為ネット注文品のお届けは全て土曜日午前中に集中させていますので、私の分やヨメの注文品で宅配屋さんが入れ替わりで何件か来ています。同じ会社なのに違う人が配達に来たりして、なんか本当に宅配業界は大変なんだなと考えさせられます。
それでワクワクしながら注文品を眺めているうちに時間が無くなりました。と言うことで今回はここまでです、HGのズゴックの事とスジ彫りカーバイトについてはまたご報告いたします。

ガンプラタイタスタイプSを動かす#2へ続く