■足首と下肢

基本的な繋がりのデザインが決まったところで、後はあまり考えずにどんどん加工してしまいます。細かい事を考えていると、手が止まりそこで延々時間を取られるのが私の場合目に見えていますので。

シュピューゲル足首とタイタス、アキレス腱足の甲部分

シュピューゲルの足首はジョイント部分を切り離してタイタスの下肢とつなげる様にします。また白いタイタスの足の甲部分はその裏側がシュピューゲルの足首部分が入るように中をくり貫いてしまいます、同じようにタイタスのアキレス腱はジョイント部分をくり貫きシュピューゲルの足首が入るようにして、各部を細かく調整しています。両方とも微妙に大きさが違うのでヤスリとカッターでの調整になります。現物合わせなので細かく書くとかなりメンドーなので出来上がりだけ見てください。

足首と下肢の接続部分

タイタスの足首アキレス腱の中のジョイント(J3の赤丸部分)に穴を開けて真鍮棒とプラパイプで作ったスペーサを入れ説明図のPC21の代わりに入れて軽く動くようにしています。こうしておけば、足全体を持ち上げた時に重力で足先が下がって自然な感じになります。

シュピューゲル足先とタイタスかかと部分の加工前と加工後

ここでシュピューゲルの足先とタイタスのかかと部分を合わせて接着してしまいます。ただしシュピューゲルの足先はABS樹脂でタイタスかかとはスチロール樹脂なのでそのままでは接着できません。なので、シュピューゲルの方にガイアノーツのマルチプラマーを塗っておき乾いたところで、瞬着で2つの部分を接着してしまいます。

脚部完成状態の確認仮組み

外側に付くカバーと太ももの部分、ヒザのガードを取り付けて完成状態を見て見ます、パイプ類など細かなディティールアップパーツなどはタイタスにありませんが、その分ごついイメージがしています、土木機械の重機を感じさせます。これらが戦ったら相当な迫力でしょう、これから塗装と映像処理で見せるのですがなんかワクワクします。

足先部分の加工

靴の甲の部分は白いタイタスの甲と紺色のシュピューゲルの甲を上下逆にしたりして作っています。また先ほど接着に使用したすぐれもののマルチプライマーの缶が上に見えています。なんかラベル逆に貼られてますけど、このプライマーいろいろ使えてお気に入りなんです。さて、後は腰の部分と出来上がった足全体の接続です。

製作#7に続きます。